2006年01月02日

孝行したい時に親はなし、さればとて石に布団はかけられず

地域や調べるサイトによって、多少違いはありますが、タイトル通りの意味です。

私なりに意味を解釈すると、
『自分が、親孝行したいと思った時には、既に両親が他界していて、親孝行が出来ない。生きていれば、寝ている時に、布団をかける事も出来るが、他界してしまえば、墓石に布団をかけるような馬鹿みたいな行為は出来ない。だから、親孝行は、両親が生きている時にしておきなさい。両親が他界してしまえば、親孝行は、もう出来ませんよ。』
と言う諺(ことわざ)です。


では、『親孝行』とは、どうゆう行為・行動なのでしょうか?


両親の為に、どこかに連れて行く。
両親の為に、旅行をプレゼントする。
両親の為に、何かをプレゼントする。
両親の為に、お金をあげる。
両親の為に、お手伝いをする。
両親の為に、自殺をしない。

そして、

両親の為に、両親より先に死なない。


これ以外にも沢山あると思います。

『普通の当たり前の事』だと思いますが、その家族や家庭で違う場合もあるので、一概には言えませんが、全部正解であり、全部間違いです。


なぜなら、


両親の為に、どこかに連れて行ったり旅行をプレゼントしても、喜ばない両親がいるかも知れません。

両親の為に、何かをプレゼントしても、「このプレゼント、私は気に入らない」っと、言って、せっかくあなたが両親の為に選んだプレゼントを、突き返す両親がいるかも知れません。

両親の為に、お金をあげても、凄いお金持ちの両親の場合、あまり意味がない事なのかも知れませんし、「お前からお金を貰いたくない」っと、言う両親がいるかも知れません。

両親の為に、お手伝いをしようとしても、「かえって邪魔になるから、お手伝いはしなくていいよ」っと、言う両親がいるかも知れません。

子供を殺害しようと考えていた両親は、子供が自殺したら、子供を殺害する手間がなくなって、かえって喜ぶ両親がいるかも知れません。

子供が両親より先に死んでも、虐待を子供から受けていた両親は、逆に、死んでくれてホッとする両親がいるかも知れません。

今、紹介した事は、極端な事かも知れませんし、そうでないかも知れません。

あなたの両親にとって、両親が喜ぶ行為・行動が『親孝行』なのかも知れませんが、そうでないかも知れません。

だから私は、『親孝行』の厳密な定義はないと考えます。

矛盾するかも知れませんが、『親孝行』とは、人それぞれの違う行為・行動が、その人にとっての『親孝行』なのです。

『親孝行』に正解はありません。


親子の間で殺人事件が頻繁に起こる日本では、『普通の当たり前』の『親孝行』と言う言葉は、もう、『死語』なのかも知れません。

今の『日本』では、あまい考えなのかもしれませんが、私は、『普通の当たり前』の『親孝行』が『死語』ではない。


そう、信じたいと思います。


『孝行したい時に親はなし、さればとて石に布団はかけられず』
posted by ヒゲ加茂 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 諺(ことわざ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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